つづく日々(人を思い出す)

含蓄もなく、滋味もなく、大きな事件も起こらない、自分のあやふやな記憶の中の日々と人々とを散漫に思い出して書きます。

書いている文章のこと

自分の書いた文章を読み返して、改めて、きもちわるい人間だなと思う。仕方ないですね。

 

ビールを飲む。ビールの不思議なところは何か?といえば、それはもちろん、仲間を呼んでくることだ。テーブルの上に直立している1本の缶が、気がつけば2本3本と増えていって、にぎやかになる。暖色照明の光で、アルミ缶がてかてか光っている。肝臓はたぶん、この光がきらいだろうと思う。

 

フィッツジェラルドはアルコールに溺れ、心臓麻痺で死んだそうだ。彼はちょっとばかりキザだろうから、文章を書きながらビールなんて飲まないだろうな。たぶん、ドライマティーニとか、そういうの。